Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザーとは？

Qスイッチルビーレーザーとは、しみやそばかす、アザなどの色素病変を大きく改善させることが可能な施術方法です。Qスイッチルビーレーザーは黒色・青色・茶色に吸収されやすいという特徴を持つレーザーで、このレーザーを皮膚に照射することにより、皮膚組織内のシミや青あざ、そばかすに選択的にダメージを与え、皮膚からの排出を促します。

しみやそばかすの主な原因は、皮膚細胞内に沈着したメラニン色素です。メラニン色素にレーザーが当たると、光エネルギーが熱に変換され、色素沈着した細胞を破壊します。浅い部分のものは数週間程度で皮膚表面から排出されます。逆に深い部分では熱刺激により炎症が生じ、白血球などの炎症細胞が破壊された細胞を吸収・分解します。それにより、皮膚内部に生じたしみやそばかすが消失します。

Qスイッチルビーレーザーは強力なレーザーであるため、1回の施術でも高い効果を実感していただけますが、通常、1～3回程度の施術でほとんどの色素病変は目立たなくなります。また先ほどご説明した通り、Qスイッチルビーレーザーはしみやそばかすの原因となるメラニン色素にのみに反応するレーザーであるため、メラニン色素の沈着していない正常な皮膚へのダメージはほとんどありません。

当院のQスイッチルビーレーザーの特徴

専門医による施術

当院では、レーザー治療の専門医がおり、患者様お一人おひとりの状態に合わせた最適な施術プランをご提案いたします。高度な技術と豊富な経験に基づき、患者様の安全と結果を重視して施術を進めます。

色素性疾患に対する効果

Qスイッチルビーレーザーは、特定の波長の光を利用して、肌の深層部にある色素細胞に対して選択的に作用します。これにより、青あざや赤あざといった色素沈着を効率的に改善できます。
また、施術は色素細胞にのみ作用するため、周囲の健康な皮膚組織にダメージを与えることなく、安全に施術を行うことが可能です。

個別の施術プラン

当院では、患者様の肌の状態や色素性疾患の種類、範囲に応じて、個別の施術プランを作成します。Qスイッチルビーレーザーの施術では、一般的に複数回の施術を重ねることで除去に色素細胞を改善していきます。施術の間隔や回数は、患者様の症状や施術の進行状況に応じて調整いたします。

Qスイッチルビーレーザーで期待できる効果

表皮性のしみ、そばかす、ほくろなどの改善

皮膚は、浅い部分から表皮・真皮・皮下組織と3つの層に分かれていますが、しみやそばかす、ほくろといった色素病変は、主に表皮層に形成されます。
Qスイッチルビーレーザーは浅層・深層両方に作用させることができるため、表皮層にレーザーを照射することで、表皮細胞に沈着したメラニン色素を選択的に破壊することが可能になります。

真皮性の色素沈着やあざの改善

あざや皮膚深層の色素沈着にもQスイッチルビーレーザーは有効で、皮膚深層に存在するメラニン色素を熱エネルギーによって破壊します。
熱刺激によって破壊された部分では微細な炎症が発生し、白血球などの炎症細胞が誘導されることで、破壊された細胞の吸収・分解を行います。

こんな方におすすめです

• 1回の施術でしみを大きく改善させたい方
• 広範囲のしみを取りたい方
• 他のしみ治療をしたが再発してしまった方
• そばかすを目立たなくしたい方
• 青あざを消したい方　など

このような方は是非、横浜市青葉区のたまプラーザ駅前皮ふ科へご連絡ください。

施術の流れ

副作用・注意点

照射直後

レーザー照射部位が白くなります。白い部分はメラニン色素が破壊されたことを示す所見であるためご安心ください。

施術後数日～1週間程度

多くの場合、レーザー照射部位にかさぶたが生じます。かさぶたが取れるまでの期間は軟膏を塗布する、テープで保護するなどして皮膚の保護に努めていただきます。紫外線刺激にも注意が必要です。

施術1週間後～

かさぶたが自然に剥離すると、赤みがかった新たな皮膚が形成されています。これ以降は、患部に直接メイクをしても安全な時期となります。