巻爪・陥入爪

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巻爪・陥入爪について

巻爪・陥入爪について

たまプラーザ駅前皮ふ科では、足の健康に関わる巻爪や陥入爪の治療を行っています。巻爪は、爪の端が肉に食い込むように曲がってしまう状態を指し、陥入爪は、爪が皮膚に埋まり、炎症を引き起こす状態を言います。
これらは不適切な爪の切り方、遺伝的要因、不適切な靴の着用などにより発生し、痛みや感染を引き起こすことがあります。

巻爪・陥入爪の主な症状

痛み

爪が皮膚に食い込むことで、歩行時や圧力がかかった際に痛みを感じます。

赤み・腫れ

爪の周囲が赤く腫れ上がり、炎症を起こしている状態です。

感染

場合によっては、細菌感染を引き起こし、膿が出ることがあります。

硬化・肥厚

長期間放置すると、爪周囲の皮膚が硬化したり、肥厚したりすることがあります。

巻爪・陥入爪の原因

不適切な爪の切り方

爪を深く切り過ぎたり、角を丸く切りすぎたりすると、爪が皮膚に食い込みやすくなります。

遺伝的要因

爪の形状や厚みには遺伝的な要因が関わることがあり、巻爪や陥入爪になりやすい人もいます。

締め付ける靴の着用

小さい靴や先の細い靴を長時間着用することで、爪に不自然な圧力がかかり、巻爪や陥入爪を引き起こすことがあります。

足の形状

扁平足などの足の形状が原因で、爪に異常な圧力がかかる場合もあります。

巻爪・陥入爪の治療方法

たまプラーザ駅前皮ふ科では、巻爪や陥入爪の治療に様々な方法を取り入れており、患者様の状態に応じて最適な治療方法を提案しています。

 SH式(そがわ式)ワイヤー法

2012年に十川秀夫先生が考案したこの方法は、弾力のあるワイヤーを爪の横溝に装着し、爪の表面に樹脂で固定することで巻き爪を矯正します。この方法は、深爪で短くなった爪でも矯正が可能で、ワイヤーの装着中に爪を必要以上に伸ばす必要がありません。超弾性ワイヤーを使用することで、薄くてもろい爪にも適応可能です。

SH式ワイヤー法は、従来のVHO法(※)やその他のワイヤー法で対応が難しかった症例にも効果が期待できます。

※…VHO法とは?

VHO法はドイツで開発された治療方法で、3本のワイヤーを使用して巻き爪を矯正します。巻き爪の両端にワイヤーのフックをひっかけ、中央のワイヤーを巻き上げて固定するという手法です。
麻酔を必要とせず、痛みも少ないのが特徴ですが、SH式ワイヤー法はさらに幅広い症例に対応可能な治療方法と言えます。

PEDI+(ペディプラス)

ジェルを用いて爪本来の「しなやかさ」「強さ」「美しさ」を実現し、短くなりすぎた爪や割れた爪を補強します。これにより爪の健康をサポートし、巻き爪や陥入爪の予防にも繋がります。

ステロイドの塗り薬、液体窒素、抗菌薬の飲み薬

これらの治療は、爪の食い込みによって起こった炎症や肉芽を軽減するために用いられます。状態に応じて、ステロイドの塗り薬、液体窒素による治療、または抗菌薬の服用を行います。

テーピング法

粘着力の強いテープを用いて、爪が皮膚に食い込むのを防ぎます。ご自宅で簡単に行える方法で、軽度の陥入爪に効果的です。

ガター法

柔らかいチューブを爪と皮膚の間に挟み込むことで、爪が皮膚に食い込むのを防ぎます。このチューブは自然に外れるまで放置します。

巻き爪マイスター

超弾性合金ワイヤーの弾性力を利用して巻き爪を矯正する医療機器です。巻き爪の矯正に効果的です。

陥入爪手術

局所麻酔後、食い込んでいる爪の部分を切除し、再発防止のために爪の根本を処理します。手術により、即時に痛みが軽減されます。

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