皮脂の分泌が過剰であったり、毛穴が詰まったりして、毛穴に細菌が増殖し炎症が起きることによって発症します。
治療は外用薬(塗り薬)が中心になりますが、適切な内服治療を併用することによって改善が早く見られることが多いです。
一度改善してからもしばらく(数年)は治療を続ける必要がある場合が多いです。
外用薬
毛穴が詰まりづらくなる作用のある薬(ベピオ、ディフェリン、エピデュオ)と、赤みのあるニキビには抗生物質の外用(ゼビアックス、ダラシン、アクアチム)を塗りたす形になります。
毛穴が詰まりづらくなる外用薬は刺激作用があるため、保湿剤を先に塗ってから外用することでうまくいくことが多いです。使用開始後2週間くらいで刺激作用は弱くなり、感じなくなることが多いです。きれいになってからも、毛穴を詰まりづらくする薬は定期的(週に数度など)に外用を続けましょう。
★おすすめの塗り方
朝:(保湿剤→)抗生物質の外用薬
晩(風呂上がり):保湿剤→毛穴が詰まりづらくなる外用薬
内服薬
ビタミンBやCなどのビタミン剤や、抗生物質(ある程度長期的に内服しても問題のない種類・量のもの)、漢方などを適切に組み合わせて行います。
その他の治療(自費診療)
上記の保険診療で症状を改善できることが多いですが、改善が今一つの場合、下記のような自費診療の治療を組み合わせるとより改善が見込まれる場合があります。ご相談ください。
脱毛で使用するレーザー
イソトレチノインといった内服薬
ピーリング
ニキビの凹み跡などは保険診療では難しいですが、自費診療で改善が期待できる施術をご紹介することも可能です。ご相談ください。