コラム

赤ら顔の治療は?

2024.06.26

原因ははっきりとはされていませんが、顔面の赤みやそれに伴う血管拡張、ニキビのような吹き出物を伴うことがあります。

 

外用療法

免疫調整薬(ロゼックスゲルやプロトピック軟膏)が外用薬の中心になります。赤み、ガサガサ、痒みなど症状が強いところはその他の抗炎症薬(ステロイド、コレクチム、モイゼルトなど)を適切な期間使用することがあります。薄く刷り込んでも効果が少ないことが多いため、しっかりと塗布してください。

★塗り方 ロゼックスを塗ってから、他の外用薬をしっかりと塗布 

 

内服治療

免疫調整作用を期待した抗生物質や、抗ヒスタミン薬(花粉症で使われる薬)、漢方薬など適切なものを組み合わせて治療を行っていきます。

 

紫外線療法

他の病態が関連している場合には使用することがあります。日光の中の紫外線から、有効な波長のみ照射できる治療です。皮膚の免疫を整え、かゆみの神経の興奮を抑える作用があります。

波長や照射時間を調整することで基本的に健康上・美容上の副作用はなく安全に使用されます。

1回の治療は2−3分程度で、理想的には週に1−2回程度ですが、来院時、適宜受けていただくことで症状の改善の強いきっかけになっていきます。

 

生活の注意

体を温め過ぎるとかゆみが強くなるため、熱いお湯での長時間の入浴や、熱いもの、辛いものの食べ過ぎは控えましょう。また、擦ると皮膚があれて症状が悪くなりやすいため、かゆみがある際は外用薬の塗り重ねや、冷やすことによって対応しましょう。

 

自由診療

上記で改善がもう一つの場合は、自費診療でIPL治療(フォトフェイシャル)などをご案内しています。上記と併用することでより効果的に治療が行えることが多いです。

ご予約お問い合わせ 045-479-9936
24時間 WEB予約